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#10.人生も仕事も環境も、キレイデザインでプラスに変換_202501

キレイデザイン協会 広報委員長の小笠原かおりです。キレイデザイン協会で活躍中のマスターインストラクターから、3つの個性とそのエピソードをご紹介してもらいます。

人生も仕事も環境も、キレイデザインでプラスに変換

キレイデザイン協会 マスターインストラクターの一木小梅です。どうぞよろしくお願いします。

私は、周りの友人と比べて、意思が弱いところがコンプレックスでした。気分の波が激しく、思っていること考えていることがコロコロ変わってしまうので、「本当は?」「どうしたいの?」と、自分で自分が分からなくなることがしばしば。自分に自信が持てないネガティブ女子でした。個性の違いを知り、「気分が変わるのは個性で、好奇心が旺盛だからなんだ!」と分かってからは、悪い面ではなく良い面として受け止めることができるようになり「最近なんかあった?楽しそうだね」と友人も気づくほど人生が大きく変わっていきました。

仕事との向き合い方も大きく変わりました。保育士をして7年目になりますが、キレイデザイン学を学ぶ以前は、子どもたちと関わる中で、同じ声かけをしても、やる気を出してくれる子とやる気を損ねてもっと動かなくなる子がいたりして、声かけの仕方や、やる気スイッチを探す難しさを感じていました。

学んでからは、3つのタイプごとに褒め方や叱り方を変化させています。

《感性タイプ》のグループには、まずは私が楽しんで雰囲気を明るくし惹きつけることを意識しています。
《結論が知りたいタイプ》のグループには、指示をする時に、まずはやることを提示しその後に理由、の順で伝えることで行動がスムーズになりました。
《丁寧な対応を好むグループ》には、一対一での関わりを増やし、信頼関係を深めました。そうすることで、一気にクラスもまとまり、保育の悩みが減り前向きに楽しめるようになりました。

後輩の指導にも生かしています。私は感覚タイプなので、大まかな説明があれば、細かいところは自分で考えて動くのが好きだし得意!でも、後輩たちは丁寧に1から10まで説明していくと伝わりやすいタイプだと知り、すぐに取り入れました。そうすることで、「今までは何だったのだろう?」と思えるほど動いてくれるようになり、連携が取れて、クラスの雰囲気が良くなり、後輩に褒める言葉をかけることも増えました。

また、園長先生を含む上司は、結果を知りたいタイプだと分かり相手に合わせた“報連相で”、円滑に仕事が進み、信頼してもらえるようにもなり任せてもらえる仕事も増えていきました。

園で一番上の世代になり、同期3人がキレイデザイン学を学んでいたので、ただ与えられた仕事をするだけではなく、自分たち発信で園をより良くしていこうと考え、まずは園長や副園長の個性を理解して話し合いをしました。
職員全員が同じ方向性で保育に取り組むために、研修を行ったり、お互いで個性を受け入れて、プラスの声かけなどを意識したりしました。そうすることで、以前よりそれぞれが自発的に動くようになり職員の関係もより良くなって、「働いている先生たちが楽しそう!」とまで言われる園に変わりました。
おかげで「働きたい園No.1になったのでは?」というくらい新卒で就職を希望する方が増え、市内で採用数No.1になるなど先生にも子どもたちにも、活気と笑顔があふれる園になりました。